共感できる言葉を実際に紙に描いてみることはとってもいい

ペンを取って紙に文字に書くことは大変脳にとって刺激になる。これはさまざまな研究からも明らかになってきている。

また、そんな科学的エビデンスでなくても偉人たちも書くこと、文字にすることの大切さを語る人は多い。

モチベーションをアップするセミナーなどでもビジュアライゼーションという写真画像や絵を使って脳に焼き付けるようなイメージングを大切にする手法も多くあります。

それは自分のなりたい姿を画像で訴えて見えるところに貼りだすというものです。

日本でも正月に今年の目標を紙に書いて貼りだすということが昔から言われていますね。

最近はパソコンやスマホで文字を書くことが多くなり鉛筆、ましてや筆を持つなんてとっても少なくなったと思いますけど。

私のやっている己書は筆ペンで物を描き絵を描き、文字を描きます。

この時、自分の描きたいものを描くのでいいのですが、自分のなりたい姿や想いを文字にして貼りだすのもとっても自分の脳に効果があると思っています。

今日のブログで、ご紹介するのはラフカディオ・ハーンという外国人です。どこかで聞いたことありませんか?

日本に帰化して日本名を小泉八雲という作家のことをごしょうかいさせていただきます。

大変な人生を歩まれた方です。

幼い頃、両親が離婚し大叔母に育てられました。

イギリスの神学校に入学し文学に没頭しておりました。

ところが、16歳で左目を失明したり、大叔母が破産したりして神学校を中退しなくていけない状況に陥ります。

その後、彼は昼、街をさまよい、夜は貧民宿に泊まるなどの悲惨な生活を余儀なくされます。

その後、アメリカに渡り小さい印刷所の仕事をするようになります。そこで彼はいつの日か文章を書いて身を立てたいと思うようになります。

ある日、思い切って新聞社に原稿を持ち込み、仕事を求めました。

すると、才能を認められ記者として採用をされました。

彼は殺人事件、墓地、処刑場などの変わったテーマを記事にして話題を呼ぶようになります。

ある時、万国博覧会に取材に行った時、日本の文化に興味を持ちます。

そして日本への取材許可をもらって日本に渡ります。

彼は日本では英語教師をしながら著作に専念します。

そして、セツという日本女性と知り合い結婚。

国籍を日本に移し小泉八雲と名を変えます。

彼は怪談や日本についての本を出版し外国に日本のことを発信していきました。

凄い人生だと思いませんか。

人生とは面白いものです。どこでどうなって彼は日本に来て日本人となるのでしょう。

彼はひたすら書いたそうです。

そこで今日の文字はそんな思いを言葉にした人のものを配信します。

貼りだすのもいいのですが、自分の沸き上がる感情やなりたい姿を文字に落とし、毎日自分を確認することって脳の整理にとってもいいのだと思います。

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